こんにちは、オトンです。
『トップガンマーヴェリック』の公開に合わせ、アマゾンなどで『トップガン』を予習した方も多いのではないでしょうか?
しかーし!!!!
予想外にリアルな世界観で、知識ゼロで見始めて「?」となるシーンもあったはず。
というわけで今回は、海軍知識ゼロの私が実際に『トップガン』を見て感じた素朴な疑問を調べてみました。
なお『トップガン』のネタバレ要素を含みますので、閲覧はご注意ください。
ではさっそく、疑問からまとめていきます!
海軍知識ゼロが『トップガン』を見て感じた疑問
こちらが、海軍知識ゼロ女が『トップガン』を見て感じた疑問です。
本名と関係ない呼び名で呼び合うのはなぜ
なぜ「マーヴェリック」と自己紹介したら引かれたか
戦闘機シーンで出てきた「ゴーストライダー」「ブードゥー」とは
テーマ曲の「♪危険な大空へのハイウェー」間違ってないか
ではそれぞれ解決していきます。
①本名と違う呼び名で呼び合う理由
『トップガン』に出てくる戦闘機乗りたちが、マーヴェリック、グースといった
本名とは関係ない呼び名で呼び合う
のは、なぜなのでしょうか。
ちなみにマーヴェリックの本名は「ピート・ミッチェル」、教官のヴァイパーは「マイク・メットカーフ」。呼び名とかすりもしていません。
これはこちら『トップガン マーヴェリック』を観る前に!『トップガン』の登場人物や機体/用語を一気に総復習!!<相関図>のサイトによれば、
(本名と関係ない呼び名で呼び合うのは)戦闘機乗りの習慣だから
のようです。さらにこの呼び名については・・
コールサイン
戦闘機のパイロットは友軍機との交信時に部隊のTACネーム(コードネーム)と呼ばれる渾名で呼び合う習慣があり、アメリカ海軍では愛称をTACネームではなくコールサインと呼んでいる。
このように、「コールサイン」として独特の文化が根付いているようですね。
では、そもそもなぜコールサインで呼び合う必要があるのでしょうか?
こちらも調べてみたところ理由は諸説あるようですが、こちら【ミリタリーへの招待】パイロット達の「二つ名」によると
(パイロットがコールサイン(TACネーム)で呼び合う理由:)
名前によっては、無線で発音しづらい・聞き取りづらいものがある為
隊内に同姓・同名の者がいた場合、区別を容易にする為
無線は誰でも聞けるものなので、所属する隊員を特定されないよう本名を隠す為
愛称的に用いることで、隊内の人間関係を円滑にする為
とのこと。
『トップガン』では、みんな和気あいあいとコールサインを使ってましたよね。
なので、「人間関係を円滑にする」という理由はかなり納得(ただ、みんなに呼びまくられるコールサインが気に入らなかったら毎日地獄でしょうねえ・・)。
では、次です。
②「マーヴェリック」と自己紹介したら引かれてしまった理由
作中でマーヴェリックが女性教官チャーリーに自己紹介したら、
「母親に嫌われたかなにか?」
とドン引きされるくだりがあります。こちらについては、
(「マーヴェリック」の名前で引かれてしまった理由:)
トップガンの主役の名前は【ピート・ミッチェル】です。
彼のあだ名「マーベリック」は「一匹狼」という意味。
タバコの銘柄やバスケチームの名前なんかに使われていますね。反逆児を意味する形容詞として有名で、
人名としてはあまり認識されていないようです。
回答者:松のほとりでドンジャラホイ
(引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10219149910)
つまり
「マーヴェリック」という単語自体が
あまり人に対して用いられる言葉ではないから
ということのようでした。
しかし「マーヴェリック」という名前についてピート自身がまったく気にしていなく、彼のキャラにも合っているので唯一無二の魅力を醸し出している気がします。
2作目のタイトルにも使われてますしね・・。
それでは次です!
③「ゴーストライダー」「ブードゥー」の意味
「ゴーストライダー」「ブードゥー」という単語は、戦闘機での戦闘シーン中出てきた言葉でした。
さらに言うなら、マーヴェリックとアイスマンが出てくる場面のみ。
これらの単語についてニコニコ大百科(仮)の「トップガン」によると・・
・ゴーストライダー
マーヴェリックの乗る戦闘機の名前は「ゴーストライダー(Ghost Rider)」。
1940年代のアメリカンコミックで登場するキャラであり、死んだ父の幻影を追うマーヴェリックの胸中を暗示しているようにも取れる。
・ブードゥー
アイスマンの乗る戦闘機の名前は「ブードゥー・ワン(Voodoo-1)」。
1980年の大統領選挙の前哨戦の共和党予備選挙で、ジョージ・H・W・ブッシュ候補はロナルド・レーガン候補の経済論を「ブードゥーの呪術のようなインチキ臭い経済学思想だ、ブードゥー経済学だ」と発言し、当時の流行語になっていた。
ライバルにキツい言葉を言ってくるアイスマンにピッタリの名前。
(引用:https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AC%E3%83%B3)
つまり、
ゴーストライダー=マーヴェリックが乗る戦闘機
ブードゥー=アイスマンが乗る戦闘機
このようにこれら、「人」ではなく「戦闘機」の名前だったようです。
つまりマーヴェリックは戦闘機の上ではないところでは「マーヴェリック」と呼ばれますが、
戦闘機に乗って戦っているときであれば
マーヴェリックの機体=マーヴェリック
なので、
戦闘シーンでの「ゴーストライダー」=マーヴェリックのこと
というわけです(「ブードゥー」も同様)。
う~ん、ややこしい・・。
正直、トムはピートなのミッチェルなのマーヴェリックなの??(答え:ぜんぶ)って感じなので、もうこれ以上増やすなや!と思うのは私だけでしょうか。
「大尉」とかでも呼ばれてるし・・もう、全部トムでいいじゃん!!
では、次が最後です。
④テーマ曲の歌詞が違ってないか気になる
最後は大事な戦闘シーンの前などで流れる『トップガン』のテーマ曲、『Danger Zone』についてです。
なぜか歌いたくなるのは私だけでしょうか?とにかくパンチが効いています。
しかし『トップガン』を字幕版で見ていると、この曲のサビにあたる
♪危険な大空へのハイウェー(動画の0:28~)
は、
Highway to the danger sky
に聞こえません。
この点、疑問に感じていた方もいるのではないでしょうか?
ということで実際に歌詞を調べてみると、
このように、skyではなくzoneでした(そういえば曲名も「デンジャー・ゾーン」)。
しかしこれは意訳した結果なので、日本語訳が間違っているわけではありません。
としっかり受け止めつつ、
♪ハーイウェー トゥーザ デェンジャゾーンッ
と歌いましょう(ヒーハー!)。
解決編は以上です。
『トップガン』見て感じた疑問を解決してみたまとめ
以上『トップガン』の疑問を解決しましたが、いかがでしたか。
少しでも、同じ疑問を感じていた方の役にたてればと思います!
『トップガン』のブルーレイは2022.6月時点で973円で買えるようなので(アマゾンにて)↓・・
一回見たら円盤が欲しくなってきたな~
な方は値上げされてしまわないうちに、買っておいてください。
トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
というわけで『トップガンマーヴェリック』、俄然高まってまいりましたね~。
予告編も貼っておきますので、さらにテンションを高めていきましょう!!
今回はここまで!閲覧ありがとうございました。
Good day★