今回は
「消しゴムがすぐ出るシャーペン」はマークシート形式のTOEICに役立つのか
この検証としてマークシートの塗り作業を
・消しゴムがすぐ出る「デルガード タイプER」を使う
・普通のシャーペンと消しゴムを持ち替える
2つの場合でタイムトライアルしてみました。
こんな方におすすめ:
ではいってみましょう。
消しゴムがすぐ出るシャーペンとは?
「消しゴムがすぐ出るシャーペン」とは、ゼブラ社の「デルガード タイプER(以下デルガード)」のことを指してます。
こちらは上下ひっくり返すだけで反対側の消しゴムが出て、そのまま固定される便利なシャーペン。
商品紹介画像によると・・
(出典:Amazon)
図のように消しゴムが固定されるためシャーぺンと消しゴムをスピーディに持ち替える必要がない⇒マークシートにおすすめ、というわけのようですね~。
左:「デルガード タイプER」(スペア消しゴム付き)。
右:普通のシャーペンと消しゴム。
検証!「デルガード」VS「普通の筆記用具」
さてというわけで検証パート、
・検証方法
・結論
・敗者の敗因
・勝者の勝因
こんな感じでいってみましょう!!
検証方法!
1)TOEIC用マークシートを左から右へ、同じ数だけ塗ったものを用意
~検証開始時のマークシート図~
2)塗ってある番号を消しては右隣の番号をマーク(マークがCまでの場合のC、Dの右隣はAとする)をなるべく早く繰り返し、かかった時間をタイマーではかる
~検証終了時のマークシート図~
<検証中……しばらくお待ちください>
結論!「普通の筆記用具のほうが早いので別に役立たない」
お待たせしました。お待たせしてないかもしれません。いきなり結論からお伝えします。
普通のシャーペン&消しゴムのほうが早かったです。
<検証結果>
選手 | 記録(秒) |
普通のシャーペンと消しゴム | 40:17 |
デルガード | 1:00:08 |
なので私の検証による結論としては、
消しやすいシャーペンは、別にTOEICでは役立たない
こうなりました。
検証してみて、とくに「TOEICでは使えないな~」と思った理由は
・TOEICは何よりも早さが大事だから
・TOEICリスニングパートはどんどん次の問題へうつるので、意識がペンに持っていかれると聞き落とすから
・ペンを落とすとタイムロスになる⇒絶対落とせないので扱いづらいペンは避けるべきだから
こんな感じ。
というわけでここからは勝因と敗因を詳しく見ていきます。
パターン②普通のシャーペン&消しゴムの勝因
まず勝者「普通の筆記用具=普通のシャーペンと消しゴム」が勝った理由については、
・消しゴムがめちゃくちゃ消しやすかった
・扱いに慣れていた
こんな感じ。
勝負において「消しゴムが消しやすいか否か」これが分かれ目になったのではと思います。
なんじゃそら?という感じかもしれませんが・・そうなんです。。
もうひとつは、やはり「慣れ」ってすごいよねっていう・・。
TOEICとかとくに後半(前半もか)スピード勝負になってくるので、慣れた動作で無意識に手を動かせるってのはなかなか大事だと感じました。
扱いの「慣れ」に関してはTOEICにおいて使えないなと思った理由で書いた、
・TOEICリスニングパートはどんどん次の問題へうつるので、意識がペンに持っていかれると聞き落とす
・ペンを落とすとタイムロスになる
ツールに慣れていればいるほど、こうしたリスクを減らしていけると思います!
パターン①消しゴムがすぐ出る「デルガード」の敗因
つづいて敗者「デルガード」が敗れた理由については、
・消しゴムが固くて消えない
・ペンが地味に重くて扱いづらい
・ペンを回す動作が慣れないと難しい
こんな感じ。
デルガードの消しゴムはこういう↓
黒くて硬ーーいやつです。とくに私のように筆圧高めに塗る方だと、かなり擦らないとキレイにならないです。
さらに細か~い消しカスがシートに張り付いて残っちゃうので、消した後いちいち手で払いのける必要もあるんですね、これもストレスでした。
さらには、「扱いに慣れていない」という点を
・ペンの重さ
・特殊な構造
が助長したのも敗因ですかね・・。
以上検証についてはここまでです。
ここからは、スピード勝負には向いてないけどそれ以外では最高なデルガードの一面を紹介していきます!
デルガードの役立ちポイント&おすすめシーン
デルガードは消しゴム一体型なので、荷物が減らせるということとすぐに消しゴムに持ち替えられるメリットがあります。
なので、
・筆記用具をなるべく減らしたい、とくにペン入れを持ち歩きたくないとき
・メモをとるとき
な感じのペンです。とにかく持ち歩きに最高!!
まとめ
というわけで今回は予想外な結末でしたが、よければツール選びの参考にしてください!
今回はここまで。Have a good day☆