TOEIC・英検

英検はSCBTと従来型どっちがいい?準一級どっちも受けてみた結果

 

今回のテーマは

英検はSCBTと従来型どっちがいいのか?

です。

 

私が実際に、英検準1級

・2021年1月に従来型(4技能を2日に分けて試験)

・2022年9月にSCBT(パソコンを使い4技能を1日で試験)

 

を受けた結果からまとめていきたいと思います!

英検1級はSCBTで受験できません(2022年9月現在)

英検4級、5級にライティング試験はありません

 

以上それぞれご注意のうえどうぞ。

 

英検は従来型よりSCBTがおすすめ

従来型を、SCBTをに受験した結果の結論としては…

絶対SCBTがおすすめ

です。

 

私が従来型よりSCBTをおすすめしたい理由は3つあります。

 

SCBTが従来型よりおすすめな理由3

英作文をタイピングで作成できるから

一次が不合格でも二次を受けられるから

実地より問題が簡単だった印象があるから

 

以下3つ、それぞれ解説していきますね。

①英作文をタイピングで作成できるから

私が英検をSCBTで受験して感じたもっとも大きなメリットは

タイピング(パソコンのキーボード)で英作文できる

ことです。

 

SCBT形式でも手書きかタイピングか選択できるのですが、どちらも受けてみた感想としてはタイピングがおすすめです。

SCBTでタイピングを選択するメリットは3つです。

SCBTのライティングでタイピングを選択するメリット

字の汚さが不利にならない

コピーペーストで回答を一気に修正できる

手書きより明らかにスピードが速い

ただ、タイピングにも以下のようなデメリットもあるので、どちらが自分に合っているか見極めることが一番大事です。

 

SCBTのライティングでタイピングを選択するデメリット

英文タイピングに慣れておかねばならない

間違えて全消ししてしまう危険がある

タイプ音が試験場で響いて気になる

 

またSCBTのメリットはタイピングが選べる以外にも、

残り時間が画面に表示されて視認しやすい

メリットもあります。

 

従来型では持参の腕時計で確認しないといけませんし、万一それがくるっていたら大変なことになります。

その点SCBTでは、リスク回避もできてしまうわけですね!

 

では、タイピング形式でSCBTを受験する方法を解説していきます。

タイピング形式で受験する方法

英検ライティングをタイピング形式で受験するための方法は、

受験申し込みの際『タイピング形式』を選択して申し込む

これだけです。

非常に簡単なプロセスですが、一度決定した場合後から変更できないのでご留意ください。

では、実際の申し込み画面を見てみましょう。

 

 

上記画像と同じ『③必要事項の入力』部分まできたら、『タイピング型(キーボードを使って解答を入力)』横の丸ボタンにチェックを入れてください。

ここさえチェックすれば、後はそのまま申し込むだけで当日タイピングで受験できます。

二度目になりますが・・

『筆記型』を選択したら後から変更はできません!要注意です。

 

では、次の理由にうつりましょう。

②二次も受けられて練習になるから

SCBTは一日で4技能測る形式なので、どれだけ一次の合格点数が足りていなくても二次試験を受けることができます。

 

 

反対に従来型の場合、一次試験と二次試験の日程は別々です。

かつ、従来型で二次試験を受けられるのは一次に合格した場合のみ。

つまり、従来型では一次に受からない限り二次試験を受けることすらできないのです。

 

この点をかんがみて、従来型と検定料がほぼ同じに関わらず誰でも二次試験を受けられるSCBTは、とてもコストパフォーマンスが良いといえます。

 

英検検定料のちがい ~準1級の例~

従来型:9800円

SCBT:9900円

→100円しか違わない!

 

誰でも二次試験はいずれ受けることになるので、一度でも敵を知っておけるのは従来型にはないアドバンテージでしょう。

 

③実地より問題が簡単だった気がするから

ここからはあくまで個人の感想です。参考程度でお読みください。

 

ご注意の通り個人的な感想にはなりますが、SCBT形式は

従来型より簡単

に感じました・・・。

 

 

あくまでSCBTと従来型は『形式の違い』なので公式には

問題のレベルは同じ

とされています。

 

Q:英検S-CBTは、英検(従来型)と問題形式や難易度は違いますか?

A:問題形式・難易度は英検(従来型)と同一です。

(英検SCBT「よくあるご質問」より)

 

しかし、実際受けてみた結果としてSCBTは従来型に比べて、『簡単になったんじゃない?』と思える点がいくつかありました。

SCBTが従来型より簡単に感じられた理由まとめ

理由①『あとで見直す』チェックを入れた数が減っていた

 

SCBT受験時は、『難しいからあとで見直そう』と思いチェックを入れた問題数が、受験直前に解いた過去問集より明らかに減っていました。

とくにチェックが減っていたのは、リーディングライティングです。

 

ちなみに従来型のときは過去問集とほぼ同じ数チェックを入れた記憶があるので、この直感が当たれば『SCBTは従来型より簡単』といえますよね。

 

過去問集を解いた直後に私の英語レベルが急上昇した可能性?もなくはないですが、おそらくその可能性はゼロに近いです・・・。悲しいですが。。

 

ではつぎのSCBTが従来型より簡単に思われる理由にうつります。

 

理由②時間が30分以上あまった

 

SCBTで受験したときは、従来型受験や過去問集を解いたときにくらべて時間が30分以上(40分近く)余りました。

 

こちらに関しては、間違いなくタイピング形式の恩恵といえます。

しかし、リーディング問題の難易度が落ちたから時間が余ったのでは?という感も個人的には否めません。

時間が余ればリーディング、ライティングパートの見直しができるため、当然アドバンテージですよね!!

 

というわけでやはり・・

 

それでは最後のまとめです。

英検はSCBTと従来型どっちがいい?準一級どっちも受けてみた結果まとめ

英検はSCBTと従来型のどっちで受験するのがいいのかについては、

これまでまとめてきた通り

SCBTがおすすめ

 

です。

パソコンを使った試験は私自身も初めてだったため

『慣れてないと難しいのかな・・?』

と思うこともありましたが、当日は手順の説明やトラブル時の対応方法などしっかり説明してくれたので、日常的にスマホやパソコンが使える方ならばなんとかなると思います!

 

というわけで今回はここまで。閲覧ありがとうございました。Good day!