今回は
英検SCBTのメリットとは？従来型よりおすすめな理由公開
として、英検SCBT型受験のメリットを
システム面
メンタル面
で見ていきたいと思います。
英検SCBT型のデメリットはこちら↓
まずは
英検SCBTについての基礎知識・勉強法
から軽くまとめますので、不要な方はいきなり本編へどうぞ！
英検SCBTとはどんな試験なのか？基礎知識まとめ
英検SCBTとは、英検を会場のパソコンで受験する英検の受験方式です。
出題される問題と合格して得られる資格は従来型（公開会場で受ける試験）と同じですが、
1日で4技能測れる（＝1日でぜんぶ終われる）
原則、毎週土日実施（＝年3回の従来型より圧倒的に多い）
といった大きな特徴があります。
さらに詳しい内容は英検SCBTホームページを参考にしてください。
英検SCBTの勉強法まとめ
では英検SCBTに挑戦するにはどうやって勉強していったら良いのでしょうか？
実際に受験した経験上、基本的には
過去問集を買って、過去問を解きまくる
スピーキングに関しては録音して練習する
これだけ注意していきましょう。
それぞれ解説します！
英検過去問集を買って、過去問を解きまくる
英検SCBTの勉強については、従来型を受ける場合と同様に
英検の過去問をひたすら解く
方法が最適解です。
私が受験するときに使ったのはこちらの過去問集です↓
こちらの過去問集は、
過去問9回分で2000円ちょい
とコスパが良く、
・問題と解答編が切り離せる
・大きさがコンパクト
で持ち運びやすい点も重宝しました。
過去問集選びに悩んでいる方におすすめしたいです！
スピーキングは録音で練習する
SCBT型で受験する上で注意すべき最大のポイントは、スピーキングテストについてです。
SCBT型のスピーキングテストは
パソコンに音声を吹き込む
点だけ従来型と大きく違っています。
ただ、出題される問題や内容については従来型とまったく変わらないので、音声を吹き込む形式に慣れる意味で
解答を録音しながら練習
するのが良いでしょう。
英検SCBTの勉強法まとめは以上です。
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それでは英検SCBTのメリット解説にうつります。
まずはシステム面のメリットから見ていきましょう。
英検SCBTのメリット【システム面】
英検SCBTのシステム面のメリットは、以下のとおりです。
受験日が多いので予定がたてやすい
1日だけ頑張れば全部終わる
1次試験が不合格でも2次が受けられる
受かっていた場合すぐ結果を活用できる
それぞれ解説します。
受験日が多いので予定がたてやすい
英検SCBTは『原則土日開催』がうたわれているとおり、年3回の従来型よりはるかに予定が立てやすいです。
ただSCBTホームページには
級や地域により毎週実施でない場合があります
と書いてあり、すべての受験会場で土日いつでも受けられるわけではありません。↓
具体的な話をすると小さな会場では、
毎週どころか月1程度
開催日がレアすぎてすぐ予約が埋まる
など全然予定が入れられないパターンも起こり得ます（スケジューリングが売りなのに…）。
ですので、受けると決めたらとにかくすぐ申し込みましょう。
それが結局、希望の受験地・希望の時間で受けるための近道です。
いきなりデメリット寄りのメリットでしたが…、SCBTは従来型に比べ格段に受験しやすくはありますよ！
では次のメリットです。
1日だけ頑張れば全部終わる
英検SCBT型は1日で4技能終わるので、受験日さえ頑張ればあとは結果を待つのみです。
SCBT型と従来型の流れを見れば、そのシンプルさは一目瞭然ですね。
SCBT型：
受験合否発表
従来型：
受験1次試験の合否発表
（1次合格者のみ）2次試験合否発表
このようにSCBT型は結果が出るまでの流れがシンプルでかかる時間も短いので、一気に全部・早く片づけたい方にはぴったりです。
1次試験が不合格でも2次試験を受けられる
英検SCBTのシステム面でのメリットとしては、
1次試験が不合格の場合も2次試験まで受けることができる
点があります。
従来型では1次試験の後いったん合否判定が入り、2次試験に挑戦できるのは1次試験合格の場合のみ。
つまり、1次試験に落ちた場合は2次試験を体験することすらできません。
SCBT型：
受験合否発表
従来型：
受験1次試験の合否発表
（1次合格者のみ）2次試験合否発表
級によりますが最大800円までしか変わらないので、確実に2次試験まで受けられるSCBTのほうが断然コスパが良いですね。
従来型・SCBT型検定料
| 対象級 | SCBT型 | 従来型 |
| 3級 | 7,200円 | 6,400円 |
| 準2級 | 8,500円 | 7,900円 |
| 2級 | 9,000円 | 8,400円 |
| 準1級 | 9,900円 | 9,800円 |
※1、4、5級はSCBT型対象外
受かっていた場合すぐ結果を活用できる
英検SCBTの場合は1次試験で合否を挟まないため、受験日から1か月で英検の合否が分かります。
英検合格の場合はすぐ資格欄に反映できますし、1次のみ合格・1次も不合格の場合でも再チャレンジへの予定が立てやすいですね。
というわけで、SCBTは試験後のスケジューリングにおいても大きなメリットがあるといえるでしょう。
続いて、英検SCBTの気持ちの上でのメリット、つまりメンタル面でのメリットをみていきたいと思います。
英検SCBTのメリット【メンタル面】
英検SCBTのメンタル面＝気持ちの上でのメリットは、以下の通りです。
英作文をタイピングで作成できる
実地より問題が簡単だった印象がある
それぞれ詳しく解説します。
英作文をタイピングで作成できる
英検SCBTでは、英作文パートを
筆記型
タイピング型
どちらか選んで受験することができます。
システム面のメリットともいえますが、どちらが良いか感じ方は人によるところなのでメンタル面にしました。
さて、私が2022年9月実際に受験してみた結論としてはタイピング型がかなりおすすめです。
字の汚さが不利にならない
コピーペーストで一気に修正できる
手書きより明らかにスピードが速い
これらのメリットは合う人にはかなり合う上、SCBT型でしか利用できません。
さらに詳しい内容はこちらの記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
英語のタイピングを練習するには、無料アプリ「SLOWLY」がおすすめ！
海外の人と英語で文通（無料）することで、
英作文の練習
英語タイピングの練習
が一度に身に付きます。英語勉強中の方もたくさん利用していましたよ。
実地より問題が簡単だった印象
英検SCBTのメンタル面最後のメリットは、
実地より問題が簡単だった印象がある
点です。
もちろん従来型とSCBT型は『形式』の違いのみで、難易度に差はないとされてはいます。
Q：英検S-CBTは、英検(従来型)と問題形式や難易度は違いますか？
A：問題形式・難易度は英検(従来型)と同一です。
（英検SCBT「よくあるご質問」より）
しかし私が従来型・SCBT型ともに受験した印象では、SCBT型のほうが出題が簡単だった気がしました。
さらに詳しい内容はタイピングのポイント同様こちらの記事の最後のほうにまとめています！！
英検SCBTのメンタル面でのメリット紹介は以上です！
英検SCBTのメリットとは？従来型よりおすすめな理由公開まとめ
以上、英検SCBT型受験のメリットを
システム面のメリット
メンタル面のメリット
に分けてお伝えしました。
もちろんSCBT型にも、スピーキングテストが特殊だったりパソコン慣れしていないと大変だったりというデメリットもあると思います。
ただ、スケジュールの融通がきく・タイピングを活用できるなどSCBTにしかないメリットは相当強いので、個人的にはSCBT型のほうがおすすめですよ！
今回はここまで。Good day!
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