英検準1級対策おすすめ参考書は英検赤本の過去問集!効果的な使い方も紹介
今回は、英検準1級対策におすすめの「英検赤本過去問集」を解説していきます。英検赤本の過去問集がどんなものなのか、そして実際どのように使えば効果的なのか順を追って紹介していきます。
これから英検準1級を受けるが、どんなテキストがいいのかわからない
こんな方にぜひ読んでいただけたらと思います。
英検準1級対策には英検赤本の過去問集がぶっちぎりでおすすめ
英検準1級対策として私がおすすめしたいテキストは、ズバリ「英検赤本」シリーズの「過去問集」です。
こちらの「英検赤本」がおすすめな理由は、3つです。
理由1・攻略法を制する者が最短距離合格を制する=過去問は最高の「攻略法」
理由2・1冊だけで総合対策できる
理由3・とにかくほかより安い
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
英検赤本がおすすめな理由1・攻略法を制する者が最短距離合格を制する=過去問は最高の「攻略法」
いきなりですが、「英検合格」を「RPGゲーム」に例えさせてください。
RPGゲームを攻略する方法としては・・
1・しっかりレベリングして装備もがっつり強化して、余裕でラスボスに挑む方法
2・初手に攻略サイトで攻略方法を調べ、「どうしたらあいつに勝てるのか」だけに特化した対策を練り最小限の準備をしてから、ボスに挑む方法
の2つがありますよね。あくまで「楽しむこと」が目的のゲームであれば、自分が好きな方法をとるのが一番です。
しかし、「最短距離で英検合格」を目的とする場合には、まちがいなく2・「初手から攻略サイト」のほうが有効になるのです。そして「英検合格」における「攻略サイト」とは、ずばり「過去問」です。
具体的にいうと、攻略サイトにはラスボスがどういうタイミングでどういう技を繰り出すのか・プレイヤーに必要とされる装備はなんなのかなどが載っています。
英検の過去問も同じように、英検がどういう順番でどういう問題を出してくるのか・受験者はどういう技術をもってそれを制することを求められるのかが載っています。つまり過去問集は、唯一無二の「攻略サイト」なのです。
次は、英検赤本がおすすめな理由2つ目です。
英検赤本がおすすめな理由2・1冊だけで総合対策できる
たった1冊で全技能網羅
英検はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能が試されますが、それぞれにテキストを買っていたらとても高くつきます。しかし、過去問集はたった1冊だけで、すべての技能の問題を手に入れることができるのです。
いずれ苦手分野のテキストだけを買い足すにしろ、特化型の本は必ずしも必要になるわけではありません。その反面、過去問集はとりあえず1冊あれば「総合対策用」になるため、持っておいて決して損はありません。
英検赤本がおすすめな理由3・「英検赤本」はとくに安い
英検の過去問集自体は、いろいろな出版社から出版されています。しかし、とくに「英検赤本」シリーズの「過去問集」はとにかくコスパが良いのです。
「英検赤本」最大のおすすめポイントは、他の出版社より収録数が抜きん出て多い(全9回分)ことです。にもかかわらず、価格はおよそ2000円弱と据え置きです。過去問は数をこなせばこなすほど力にできるので、とにかく数が多くて安いというのは過去問テキストにおける至高だといえます。
残念な点としては、見た目がそのまんま赤本でちょっと恥ずかしいことでしょうか。外で開いていると「この人、大学受けるのかな?」と思われるかも・・(中身は大学受験と全く関係ないのですが)。
ちなみに、英検赤本を購入するときは必ず最新年度版にしましょう。前年度版が中古で少し安くなっていても、我慢して最新を新品で買うのが結果的にお得ですし、効果的なのです。
それでは、英検過去問集の効果的な使い方を紹介していきます。
英検赤本の効果的な使い方
英検赤本の過去問集の効果的な使い方は、1~4の手順があります。
英検赤本の効果的な使い方手順1~4
1・4~5回前くらいのものを解いてみて苦手分野を明らかにする
2・苦手分野の問題だけ各回からピックアップして解きまくる
3・苦手分野の問題中のさらに苦手問題をノートや単語帳アプリにまとめる
4・苦手分野を攻略したら模試として新しい回を解いてみる
手順をそれぞれ解説していきます。
1・4、5回前くらいのものを解いてみて苦手分野を明らかにする
最新~3回前くらいの比較的新しいものは、直前に模試として使うためにとっておきましょう。古すぎると傾向が変わっていることもあるので、4、5回前くらいが最初にやるにはちょうど良いと思います。
4、5回まえのやや新しめな回を解いてみて、4技能のうちで明らかに「できていない」分野があれば、そこがあなたの苦手分野です。苦手分野が分かれば、次の段階にすすみましょう。
2・苦手分野の問題だけ各回からピックアップして解きまくる
他と比べてできていない分野が分かったら、その分野の問題だけ最新~3回前くらい以外のすべての回分を解いていきましょう。一通り解ければ、それだけでかなり苦手意識はなくなっているはずです。何回も解くことの大切な意味は、ここにあります。
一通り解けたら今度は2週目、3週目とどんどん解きまくっていきましょう。
3・苦手分野の問題中のさらに苦手問題をノートや単語帳アプリにまとめる
苦手分野の問題を何周かして、だいたい問題を覚えてきてしまったな・・・くらいになったところで、何回やっても間違う・忘れてしまう単語や問題自体をピックアップしてノートや単語帳アプリにまとめましょう。
そして、しつこく解いて全問正解につなげていきましょう。私が英検赤本と併せて使っていたツールは、こちらの2つです。
・赤本と同じサイズのリングノート
・「FlashCard」という単語帳アプリ(無料)
赤本と同じサイズのリングノート
ギリギリまで書き込めるリングノートの中でもコクヨのソフトリングノートはおすすめです。好きなカラーでテンションも上がります。
単語帳アプリ「FlashCard」
完全無料の単語帳アプリ「FlashCard」は本当に、暗記に最高のアプリだと思います。
問題と解答を自分で入力する手間の中でも暗記がすすんでいきますし、右にスワイプで「覚えた」左にスワイプで「もう一度」というシンプルな操作性が、また良いのです。
余計なことを考えさせず、暗記行為に集中することができるので、とにかくシンプルさがよい効果しかもたらさないマジもんの神アプリです。
(Google play版)
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(app store版)
苦手分野を徹底的にやっつけたら、最後の段階です。
4・苦手分野を攻略したら模試として新しい回を解いてみる
苦手な問題をまとめたノート・アプリで苦手分野を強化したら、最後の仕上げとしてとっておきの最新~3回前くらいの回で、模試をしてみましょう。きっと最初よりかなり実力が上がっていることに気付けるはずです。あとは、間違えた問題を見直したり、回答時間の配分について考えたりと直近にやるべき対策をとれば、対策は完璧といえるでしょう。
過去問集の効果的な使い方紹介は以上です。
過去問をするときは、とにかく数をこなすことを意識してやってみてください。それを意識してやっていれば、おのずと出題傾向がわかってきますし、何より英検に対する恐怖感がどんどん薄れていくでしょう。これが最大のメリットといえるでしょう。
まとめ
今回は、「英検準1級対策おすすめ参考書は英検赤本の過去問集!効果的な使い方も紹介」として、英検準1級対策におすすめの「英検赤本」と、その使い方を解説してきました。
英検赤本は、試験について何も知らない初心者に対しても、明日試験を受ける総仕上げの人に対しても有効である唯一無二のテキストです。何回もやれば、これ1冊だけで合格できるほど役に立つテキストです。何を買えばいいか分からない人は、とにかく入手しておくことをおすすめします!
今回はここまでです。閲覧ありがとうございました!Good day★