英検準1級英作文におすすめの参考書は?
今回は、英検準1級を受験した私オトンが、英作文対策に使った参考書
をくわしく紹介していきます!
さっそく紹介にうつらせていただきますね。
英検準1級英作文対策の参考書2冊
こちらで紹介する2冊はどちらもアマゾンで高評価を得ていますが、私が使って「より良い」と感じた方から紹介します。
①英検準1級ライティング大特訓/アスク出版
こちらの参考書は、一言で言うと「ちょっと難しい」です。
1冊にこれでもかと高度な情報が詰め込まれており、この本をマスターできればかなり自信がつくし実力も上がるはず、そう思わせる力強さがあります。
著者はいずれも英語教育書ライター養成校「アクエアリーズ」に関わる人物で、とにかく英語教育のプロ集団によって書かれた本ということですね。
もう少し詳しい印象を「良い点」「良くない点」に分けてみましょう。
良い点①解答例のレベルが高い
中身が詰まった英作文を目指すならおすすめ
良い点②付録が便利
社会問題に疎いのをどうにかしたい方に便利
良くない点①役立たない章がある
単純にページの無駄
良くない点②1ページの情報量が多すぎる
読みづらい
ここからはポイント別に解説していきます。
良い点①解答例のレベルが高い
良い点①解答例のレベルが高い
こちらの解答例は、トピックにまつわる専門用語(例:「認知症」「避難手順」「砂漠化」)が頻出するうえ、
「いかに説得力を持たせるか」に主眼をおいているため、ぎっしり中身がつまっています。
逆に言うと、トピックをしっかり理解したうえで社会的情勢を絡めて述べている感じなので、、
初見だと「こんなの自分には書けませんわ…」とガックリきます。
良い点②付録が便利
良い点②付録が便利
こちらの参考書は巻末付録のレベルが高いです。
英検準1級ライティング大特訓/アスク出版の巻末付録
・英検準1級エッセイ・ライティング必須用語400
教育、メディア、家庭などトピックごとに30個ずつくらい重要ワードがのっている
・重要トピックキーアイデア・リスト
トピックごとに賛成意見、反対意見それぞれのアイデアが短くまとめられている
一番後ろのページにひっそり載っているため、うっかりするとその存在に気づかないまま本番を迎えるかもしれません。
しかし特に必須用語400のほうは、チェックしてあるとしていないでは実力に大きな違いが出るくらい旨みのあるコンテンツでした。
実際、社会問題に疎いため何を書いていいかが分からない私にとって、トピック関連単語を覚えることでいわば外堀りから攻めることができた印象があります!
良くない点①役立たない章がある
良くない点①役立たない章がある
アマゾンのレビューにも指摘があることなのですが、役立てるのが難しい内容の章があります。
役立たない章とは、具体的に言うとchapter.6なのですが、ここでは「良くない解答例」が「良い解答例」とともに掲載されています。
そのうえで、この「良くない解答例」がそこそこ良い文章なのです。そのため通じて読む方としては「どっちが良くない文章だっけ??」とごっちゃになってしまうのです。
私は「良い解答例」だけマーカーで囲って、そこだけ読むようにして使いました。
このように工夫してしまえば問題なく使える章ではありますが、いらない部分にもお金を払っていると思うと、どうにかしてほしい点といえますよね。
良くない点②1ページの情報量が多すぎる
良くない点②1ページの情報量が多すぎる
こちらの参考書はとにかく情報量が多いため、1ページ読むのも結構しんどいです。
どれも中身が詰まっているのでありがたいことといえばそうなのですが、やや読みづらいというマイナスポイントでもあります。
それではもう一冊を紹介していきましょう。
②最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇/ジャパンタイムズ出版
こちらの参考書は一言で言うと「やさしめかつ例文多し」です。
全部で4章構成ですが、そのうち2章は英作文の基本的な内容にあてられており、さらにそのあとに続く英作文の解答例もそこまで難しくないため、全体的に英作文初心者の方向けな印象があります。
また、4章は「実践問題24」として、例題24問、さらにそれぞれにつき賛成意見、反対意見の両方がのっているため実践をこなしたい方には十分なボリュームかもしれません。
ただ、中身の充実が感じられた1冊目に比べてやや「質より量」の感はあります。
もう少し詳しく解説します。
良い点①ページが見やすい
ストレスなく読めるのが大事な方に
良い点②解答例が豊富
とにかくいっぱい例文を知りたい方に
良くない点①微妙な解答例がある
多いだけ質が落ちる
良くない点②全体的にレベルが低め
必要最低限の解答になるかも
ここからはポイント別解説です。
良い点①ページが見やすい
良い点①ページが見やすい
こちらの参考書は、色分けやボックス分けの工夫が素晴らしく、とても本文が読みやすいです。
しかし配置に工夫がある分文字が小さいため、人によっては「読みづらい」かもしれません。
1冊目に上げた「英検準1級ライティング大特訓」と同じA5サイズですが、配置にこだわる私にとって、文字がぎっちりの1冊目とは別格の読みやすさでした…。
良い点②解答例が豊富
良い点②解答例が豊富
こちらの参考書はとにかく解答例が多いです。「解答例集」といえるくらい例文に構成が割かれているので、
とにかく例文をたくさん読んでトピックの知識をつけたい
例文にたくさんあたりつつ単語や言い回しを覚えていきたい
こういう方におすすめしたいです。
良くない点①微妙な解答例がある
良くない点①微妙な解答例がある
解答例集かと思うくらい解答例が多く載っているだけに、中には質の悪い解答例もまじっている印象があります。
具体的には、論理展開に無理があったり、根拠が弱くて信用に欠けたりする文章も普通にのっているので、すべてをうのみにするのではなく「これなら参考にできるな」という文章だけ真似する姿勢が大切に使っていく必要がありますよ。
良くない点②全体的にレベルが低め
良くない点②全体的にレベルが低め
1冊目に紹介した参考書に比べ、どの例文もやさしめの英語で書かれています。
さらに内容の構成も、次々に強い主張を述べてつなげていくというより、ひとつのセンテンスを言い換えて述べることで字数を増やし解答としていく・・という印象です。
英作文はこの参考書だけで及第したというレビューもありましたが、逆にどうせなら合格点ギリギリではなくハイレベルな内容で合格したいという方には物足りない内容かもしれません。
英検準1級英作文におすすめの参考書はまとめ
英検準1級の英作文におすすめの参考書、2冊解説しましたがいかがでしたか?
結局受かれば良いのですし、人によって合格までに必要な力は違うのでどちらの本が良いとか悪いという話は無意味でしょう。
ただ今回の記事が英作文をどうしても攻略しなくては…とお悩みのかたの手助けになれば幸いです!
それではまた~ Good day★
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